赤鯱新報

【広島vs名古屋】プレビュー:名古屋の充実に留まるところなし。それぞれの次なる一歩は激戦へのアドバンテージに変わる。

■明治安田生命J1リーグ 第31節
10月3日(日)広島vs名古屋(15:00KICK OFF/Eスタ)
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日本仕様にアップデートされたカルチョの理が、名古屋をさらなる高みへと導いていく。ついに訪れた4大大会を同時に戦う10月の始まりは、偶然か必然か、チームと指揮官にとっては次なる節目へのスタート地点となった。前節で今季19回目の無失点試合を達成した名古屋はここから、リーグにおいては記録をどこまで伸ばせるかという視線も浴びることになる。優勝ラインはやや遠くとも、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得するための競り合いはなおも続き、タイトルを狙える他3大会にも負けない緊迫感が各試合には満ちる。すべてが決勝戦のようなチームを率いるフィッカデンティ監督は日本での監督100勝を決め、うち37勝と最多の勝ち星を挙げている名古屋において、やはりどこまで記録を伸ばすかというフェーズにも突入した。いずれにしても共通するのは“勝ち続けること”への期待であり、彼らのモチベーションたるや推して知るべしである。

チームはまさしく一丸となっているようだ。フィッカデンティ監督にJリーグで勝つための秘訣、それが名古屋に及ぼす影響について問えば、それは練習の質にあるとした。

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