赤鯱新報

【名古屋vs神戸】プレビュー:純粋に期待したい新体制の“所信表明”。公式戦の開幕に新生名古屋は何を表現するか。

■明治安田生命J1リーグ 第1節
2月19日(土)名古屋vs神戸(15:00KICK OFF/豊田ス)
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こんなにも期待感のある“ぶっつけ本番”はなかなかない。1月10日に始動し、1週間の中断、制限を経て2022年の開幕戦にこぎつけた名古屋グランパスを、長谷川健太監督は「十分な準備とは言えないが、何とか開幕に間に合わせることができた」と表現した。下地を作り、その上に新体制における戦い方を描いていこうとする段階でキャンプを中断せざるを得なかった。仕方のないことだとはいえ、チームビルディングとしては相当に厳しい状況は、チームや選手はポジティブに立ち向かったとはいえ、良いものだったはずがない。最善は尽くした、その上で開幕戦のピッチにどれほどのサッカーを出せるか。しかしながら我々の期待感は、そうした苦境を踏まえても何やら心躍るものがある。

それは一にも二にも、大きく様変わりするはずのチームスタイルへの期待感だ。

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