赤鯱新報

「メンバー選択の部分としっかりとチームとして闘えるようにという確認をしました」長谷川健太監督試合前記者会見の様子

○長谷川健太監督

Q:中2日という日程は非常に時間がありません。明日の試合に向けて強調した部分というのはどんなところでしたか。
「メンバー選択の部分と、そこも多少はメンバーは入れ替わるので。しっかりとチームとして闘えるようにという確認をしました」

Q:札幌戦に限らず、ボールを奪う部分など守備のリズムの悪さがいろいろなところに影響している印象です。そのあたりについての修正点、改善点をどこに感じていますか。
「やっぱり去年までの癖が抜け切らないというか。キャンプからこの序盤戦にかけても言ってきたんですが、マッシモとは守備の仕方が違うので。マッシモはどちらといえば、例えばサイドバック的な森下のような選手をワイドにおいて、ウイングバック的に守備の時にはつかせて、5バックのようにして守って、攻撃の時には4-4-2という形で攻めるということをやっていたと思います。それだと必然的に引っ張られて、押し込まれる局面が長くなるということで、あまり前から行くという戦い方はしていなかったと思うんです。別にそれは悪いというわけではなく、一つのやり方ですし、ただそういうやり方を私は採っていない。もっと前線から行ける時には行きたい、というところで前回の札幌戦では前から行っている時に後ろが連動できなかったりとか、ラインが上がり切れなかったりとか。そこでコンパクトに戦うことが非常に必要になってくると思うんですが、1点取られてからは逆に前線は行かなきゃということで行ってしまって、後ろが間延びしてしまった。悪循環に陥ってしまった時間帯があったので。

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