【J2第32節】ブラウブリッツ秋田 vs 愛媛FC プレビュー「魂際」
J2第32節。秋田はホームで愛媛と対戦する。
秋田 | 12位 | 勝点39 | 9勝12分10敗 | 32得点33失点(-1) |
愛媛 | 22位 | 勝点26 | 5勝11分15敗 | 29得点53失点(-24) |
愛媛は最下位で残留争いの真っ只中にある。前節はホームで山形に0-4大敗。しかし後半戦に入って東京V(2△2)、群馬(1△1)、北九州(2△2)、岡山(0△0)、大宮(3△3)と引き分けを演じ、松本には1-0で勝利している。前節のような試合もあれば、後半戦好調のチームと互角に戦い勝ち点をもぎ取る試合もある。そうした両面性があるのが今季の愛媛なのだろう。
第7節大宮戦後の稲葉の言葉を常に頭に入れておきたい。
大宮さんに限らず、J2ではどこのクラブでも僕たちはチャレンジャーなので。毎試合毎試合、トーナメントの決勝戦みたいなイメージで挑まないと絶対に勝点を取れないと思っているので。そういうところはチームとして忘れちゃいけないと思います。
秋田と愛媛の前回対戦は7月4日の第21節。鈴木(FC東京)の秋田でのラストゲームとなったことでも記憶に新しい。開始1分、齋藤の猛チェイスで愛媛の守備を崩し、沖野の高速クロスを吉田がうまく流し込んで先制に成功。その後は愛媛の攻撃を受ける形になったが、後半に増田と普光院が追加点を取って3-1で勝利した。
しかし田中は次のように語り、後半ATのCKからの1失点を課題に挙げている。
あそこで3-0で終わるか、3-1で終わるかっていうのは、目標を達成するチームかどうかの一線だと思うので。ああいうところで失点ゼロにこだわってやっていかないといけない。
試合には勝った。ただ後半ATのCKからの失点であり前節岡山戦とかぶる。今節ホームでの愛媛戦で、秋田の選手たちがスキを見せずに最後まで戦えるかどうかに注目したい。
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