バスケットボール・クラッチ

3月9日、10日の三河戦を振り返る(コラム・番外編)

 

シーホース三河との試合は、3月9日、10日の2連戦が今シーズン初。しかもレギュラーシーズンではこの2試合しか対戦がなく、CS(チャンピオンシップ)で当たらなければ、これが最後の対戦となる。

比江島慎にとっては古巣との対戦であり、ブレックスファンにとっては、このオフに三河に移籍した生原秀将のプレーを見ることができる貴重な試合でもあった。そうした期待は観客動員数にも表れており、チケットは早々に完売。来場者数は、2日間ともチーム史上過去最多を更新した。

ブレックスは、見事2連勝を挙げて注目の連戦の幕を閉じたわけだが、試合後に少しだけ生原に話を聴くことができたので、今回は番外編として、元ブレックスの生原秀将のコメントを中心に原稿をまとめてみた。

 

 

生原は、筑波大学4年生の時に特別指定契約選手としてブレックスに入団。ブレックスに在籍した昨シーズンは、レギュラーシーズン57試合に出場。平均出場時間は17.6分で、1試合平均5.1得点、1.1アシストを挙げていた。

しかしこのオフに、ブレックスから契約満了のリリースがあると、その後、三河への移籍が発表された。生原は新たなステージで、新たなチャレンジをすることを決めたのである。

 

 

ここにいる時には分からなかった

39日の試合は、生原にとっては久しぶりのブレックスアリーナでの試合になった。当日を迎えるまでには、「相手は栃木だね」と、周りからも声を掛けられていたようだ。しかし、生原自身はそうした声を、できるだけ聞かないように、考えないようにした。そうして、「普段通り」を意識して試合に臨んだという。

とはいえ、会場は立ち見席も完売するほどの超満員。選手紹介のシーンで生原の名前がコールされると、(移籍した選手にはもはや恒例となった)ブレックスファンからの“愛あるブーイング”が沸き上がった。

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