石井紘人のFootball Referee Jurnal

【無料コラム】FC東京×ガンバ大阪戦今野のPK「遠目ではファウルでも追加副審角度から見ると…」審判委員会がジャッジの難しさを映像で説明

J1リーグ第3節を終えた時点で、最もジャッジが難しかったのがFC東京×ガンバ大阪戦(参考記事:今野泰幸のチャージを岡部拓人審判団はなぜPKとしたか?)だったと思う。

その判定について、小川佳実日本サッカー協会(JFA) 審判委員長と上川徹JFA 審判委員会副委員長が『2017 1 JFA レフェリーブリーフィング』(参考記事:クラブから意見があった判定について「我々のミスもあった」と公表)にて言及した。

上川副委員長は、「流れで、このテレビカメラと同じ角度で見ていて『あぁ引っかけてしまった』と思った」と遠目ではファウルに見えると語り、私を含め、映像を見たメディアも同調していたが、その後でアディッショナルアシスタントレフェリー(追加副審)側のカメラ映像が流れると・・・

その映像は、FootBallRefereeJournal内で読者からコメントがあった映像とおそらく同じで、DAZN側で撮られたものだ。

ここで紹介できないのが残念だが、追加副審側からの映像を見ると、今野が左足でしっかりとボールにプレーした後に、フットボールなら起きてしまう接触でぶつかってしまっていたのが明確に映っていた。つまり、今野のプレーは正当なチャレンジで、ファウルではなかった。FBRJ内の読者コメント通りである。

 

 

*私見を述べると、今回の会見で取り上げられた判定は、競技規則への理解を深めるために一例として取り上げられており、「何でこの試合の誤審は取り上げない!」という論点になっては、相互理解は進みません。また特定の審判員を糾弾するものではなく、審判界全体として取り上げていると思います。会見で語られた審判のレベルアップなどについては来週更新の隔週コラムにてレポートしつつ、今後もFBRJでは多くの試合のレフェリングをチェックしていきます。

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