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石井紘人のFootball Referee Jurnal

キーパーチャージというルールはなくなりました。GKに接触してもボールにプレーできていれば、不用意でなければノーファウル。詳細は本文で【無料コラム】

私がプレーヤーだった頃、【キーパーチャージ】というルールが存在していた。簡単に説明すると、相手のゴールエリア内で、相手ゴールキーパー(GK)に接触するとファウルになるというルールで、GKはエリア内では守られていた。


だが、私が日本サッカー協会(JFA)公認C級ライセンスや三級審判員の資格をとった時には、【キーパーチャージ】というルールはなくなり、【(ボールにチャレンジしている競技者が、ゴールエリア内にいる相手ゴールキーパーに接触したが?)ボールにチャレンジすることは許されている。そのチャレンジが、不用意に、無謀に、あるいは過剰な力で、ゴールキーパーに飛びかかる、チャージする、あるいはGKを押すものである場合に限りその競技者は罰せられる】という認識になった。

その象徴と言えるのが、2015J2第13節のコンサドーレ札幌×ロアッソ熊本戦で物議を醸した巻誠一郎のゴールだ。

このゴールについて、JFA審判副委員長の上川徹氏は、

「非常に難しいシーンです。技術委員会の方々とも議論しました。レフェリーは得点を認めました。熊本の巻選手がGKごとボールを押し込んだプレーにも見えます。ただ、よく見るとGKはボールをキャッチしていない。巻選手のチャレンジも危険じゃないですよね?足を上げているとか、膝を立てているとかいうプレーではありません。巻選手が先にボールに触っている。ボールは巻選手とGKの間に収まっているだけ。巻選手のプレーに危険さはなく、ボールにプレーしている。そして、ボールも両者の間にある。以前は、GKはゴールエリアの中では特別なルールで守られているという規則もあったんですけど、今は関係ありません。普通のフィールドプレーヤーと同じです。

これはハリル(ホジッチ)さんにも見てもらいました。ちょっと意見を聞いてみようかなと。技術の方と一緒に。『難しいけど、レフェリーの判定は正しい』と言っていました。ただ、非常に難しいので、場合によっては笛が吹かれることもあるかもしれません」と説明している。

 

*参考記事:オレゴラッソで話題となった過去のルール“キーパーチャージ”とは?

*参考記事:J1第11節アルビレックス新潟×浦和レッズ戦、キーパーチャージという旧ルールが根付いていることで審判員へのブーイングが起きる不幸

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