無料:サラーの「腕をきめた」セルヒオ・ラモスはイエロー・レッド?【UEFAチャンピオンズリーグ決勝レアルマドリード×リヴァプール:マジッチ審判団批評】
UEFAチャンピオンズリーグ2018決勝は、レアルマドリードが3-1でリヴァプールを下し、前人未到の三連覇を成し遂げた。
その結果に影響したのが、間違いなく24分のシーン。ボールをキープするリヴァプールのエース・サラーに対し、レアルのセルヒオ・ラモスが守備に行き、ボールを奪うと、コンタクト後にサラーがうずくまる。
マジッチ主審もノーファウルとジャッジした接触だったが、リプレイで見ると多くの実況がアナウンスしたように「ラモスがサラーの腕をきめている。それにより受け身がとれなかった」。
マジッチ主審の距離は良かったが、イスコが死角になっていた。さらにいえば、さすがに腕をきめているかどうかまでフォーカスできなかったのだろう。最初の接触時はサラーも腕を出しており、フィフティにも見えるからだ。
このラモスの行為にカードが出ないのか?という声があがっているようだが、競技規則的には・・・。
競技者が次の反則のいずれかを犯した場合、直接フリーキックが与えられる:
・相手競技者を押さえる。
・身体的接触によって相手競技者を妨げる。
〇無謀とは、相手競技者が危険にさらされていることを無視して、または、結果的に危
険となるプレーを行うことであり、このようにプレーする競技者は、警告されなければならない。
〇過剰な力とは、競技者が必要以上の力を用いて相手競技者の安全を危険にさらすことであり、このようにプレーする競技者には退場が命じられなければならない。