石井紘人のFootball Referee Journal

無料:久保竜彦氏の日本代表×ベネズエラ戦の副音声に過去のインタビューもふまえてみた【審判批評番外編】

【無料記事】日本代表歴代最強イレブン選出の久保竜彦を支えた『足ゆび力』

 

【足指をまげるだけで腰痛は治るインタビュー】久保竜彦

「森保さんが監督になってから、日本代表の試合は全部見ている。久々に見ていて、サッカーってこんなに楽しいんだって。

森保さんは、高校卒業してからお世話になっている格好良い大人。キャンプで同部屋になったんですけど、仕草でも、見えていないところでも、人やサッカーに対する態度がちゃんとしている。先生以上に。印象に残った言葉は覚えてないけど。森保さんいなかったら、サッカーやめて、トラック運転手になっていたかも()

(横浜FC×浦和レッズ戦のゴールは)なんとなく覚えています。(ひょっとこダンスは)カズダンスのつもりだった。

日本代表で好きなのは21番(堂安)。やってやるぞっていう顔が好きですね。プレースタイルも左利きで、ワンツーのボール離すタイミングとか。

(森保監督のサッカーは)ミシャ・ペトロビッチ監督に似ているけど、守備は固い。選手の時も、森保さんの横でプレーしていた時に、『もうちょっと絞れ』『1m来い』とか言われていました。

選手時代は、日本代表を目指してはいたんですけど、代表にいってみるとトルシェ監督が嫌でしたね。ガミガミうるさいし、態度とか仕草とかがバカにされているのかなという感じ。

(久保さんは、思ったことは全部言う?)今は、ちょっとは考えるようになりました()

ジーコさんは、大好き。むちゃくちゃ巧かったですね。時々、ミニゲーム一緒にやるんですけど、ボール止めたり、蹴ったりするのが、今まで(自分が出会ったサッカー選手)で一番巧かった。(ジーコジャパンは)めっちゃ楽しかったです。

(サッカーやって楽しかったのは?)ジーコさんの代表。皆、上手かったし、どこからでもパスがきたし。試合に出たかったし。

(欧州でのチェコ戦のゴール)なんとなく覚えている。でも、一番覚えているのは、オマーン戦のゴールですね。ゴール決めた後に寄ってくる皆の顔が(真剣勝負で土壇場だったから)血走っているというか。

(チームの流れが悪くて相手の時間の時は我慢?)スペースを探したり、ここにボールくれば蹴りやすいとか、そういうのをつくったり、満男とかとコソコソ話したり。最後の方は(そういったことも)考えてやってた。

選手の時は対戦相手を顔で覚えていた。(ポジション的に覚えるのは)ディフェンスで、秋田さんとか。デサイーとか。

(堂安の決定的なシュートが外れたけど?)自分だったら左足に持っていくかなーとは。でも、トラップからあれは巧い。ああいうシュートの場面は、イメージが二つ、三つくらい沸くよね。それで一番、最初に浮かんだのをやると、うまくいくことが多い。

(中島のFKからのアシストでの酒井のゴールはFKの)ボールが良いラインできてる。重さがある、ボールに。軽いパスもあるんです。(佐藤)由紀彦とか(中村)俊輔は重い。重かったら振らずに当てるだけでいい。ヘディングしたら、重いボールは分かる。(中島のFKは)重い。もちろん、(受け手も)ゴールに持っていくのは難しいんですけど。

(子供たちにアドバイス)コーチのいうことを聞かずに、自分のやりたいプレーを貫く。思いっきりやってほしい。強いシュート打ちたかったら、強いシュート。コントロールしたいシュートならばコントロールを徹底していく。

ベネズエラ戦の前半は、三試合の中では一番緩い。三人目の動きがないんすかね。ボール貰って、(プレーを)決めてからパスが続いていて、連動がない。ピリっとしていないので、ハーフタイムに森保さんがガンっていうんじゃないですか。(今のピリっとしていないというのは)森保さんの真似ですけど()

Jリーグ見ないっす。サンフレッチェ広島は三試合くらい仕事で見ました。家では、『スッキリ』とか。(そんなお世辞も言える?)本当に見てますよ()あとは(となりの)トトロとか。田舎っていうのが良くて、何回も見ました。豚も好きです。紅の。と、狸。」(了・意訳あり)

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