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粟飯原尚平、鮮烈な秒殺ゴール! J1優勝クラブ相手に大量7失点も4得点の撃ち合いで来季に向け手応え【練習試合レポート】

 

大量失点にもめげず、球際で、ゴール前で川崎の攻撃を止めつづけた岐阜の選手たち。失点直後に攻め込まれた際、きわどいスライディングでボールをかき出した藤谷匠を、ゴールキーパーの岡本享也がいたわる。


◆大量失点も貴重な経験
 

試合を終えたあとのFC岐阜ベンチ。


 12月14日、遠征したFC岐阜は麻生グラウンドで川崎フロンターレとの練習試合45分×2本に臨み、7-4で敗れた。
 岐阜は約半数のレギュラーメンバーを欠き練習生を組み込んだ布陣。一方、川崎は若手のBチームを基本としながらも数名の主力級が名を連ねる強力メンバー。大木武監督が「すごく強い」と舌を巻くJ1王者と真っ向からぶつかり大敗したものの、今シーズンそして今オフに取り組んできたサッカーを表現し、来季につながる手応えを得た。
 
 開始2分だった。左サイドからのクロスに対して矢のように飛び込んだ右サイドの粟飯原尚平が先制ゴール。練習試合の前日、近畿大学からの加入を発表したばかりの新人が、電光石火の一撃を決めた。
 しかし敵もさるもの、失点で目が覚めたかボールを保持して岐阜陣内に攻め込んでくる。わかっていても掴めず、振りまわされる。結局、1本目の45分間に4失点を喫したが、1-1となったあとに、岐阜も一時は勝ち越しとなる右サイドからの“シュータリング”を決め、1本目のスコアをホームの川崎4、岐阜2で折り返した。
 ゴールラッシュで双方落ち着いたのか、2本目は

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