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原田祐輔「毎日絶対することはストレッチ」【A面で恋をしたあの人をさらに好きになるためのB面インタビュー】

 

 
戦局に関係なく、あえてサッカー以外について根掘り葉掘り聞いていく『B面インタビュー』の始まりはじまり! 記念するべき第1弾はみんなに愛される優しきゴールキーパー原田祐輔選手との一問一答をお届け。
極力生っぽさを残したやりとりから何かを感じていただければと思います。

 
 
◆ドイツではルームシェア
 

その昔『A面で恋をして』という歌があったんですけれども、このコーナーはA面(サッカー)で好きになったFC岐阜の選手をB面(プライベート)でもっと好きになるという趣旨のインタビューで。。。

A面ってなんですか?

アナログレコードですね。

あー、なるほど。レコードのA面、B面なんですね。

はい。そんなわけで原田祐輔選手を深掘りしていきたいのですが。

よろしくお願いします!

まず、原田選手といえばドイツ帰りというイメージが。

自分、ドイツではバイトをしていたんです。

バイト!? どんなバイトですか。

いやもう、日本食屋で。そこで働いてそのあとに練習、みたいな感じだったので。こっちに帰ってきてバイトはしなくなったので、サッカーだけという。だからその頃と比べると、今はすごく時間があるように感じます。

日本食。日本食?

そうですね、レストランみたいな、ふつうのお店ですけど。

和風居酒屋とかではなく?

はい、概ね寿司屋みたいな感じですね。あっちだと寿司がすごい人気なので。日本人がやっている寿司屋さんはすごく多かったですね。

板前修業的な?

料理をつくったりもしたんですけど、でもいろんなことをしましたね。皿洗いだけのときもあったりして。あと、なんですか、いわゆるフロアで注文を訊く人になってみたり。

いろいろやってますね~。
このインタビューをしようと思ったときに、第1回はそういう人生の幅がある人がいいな~と思ったんですが、まさか『へい、らっしゃい!』という世界で生きていたとは。
まあ、人に接するときに優しいなとは感じていたのでそういうお人柄もあると思うんですけど、もともとこういう性格だったのか、それとも接客をしているうちにさらに磨かれたのか、ご自身ではどう考えますか?

どうすかね、でも最初はほんとに言葉(ドイツ語)ができなかったので、厨房で洗い物をしたり、料理をつくったりしていて。そのあとドイツ語ができるようになって、注文をとるようになり。でももともと話すことはそんなに嫌いじゃなかったんです。勉強にもなるし、人と話せるしということで、やっているときに全然、苦ではなかったですね。

ドイツのお客さんと話をするときに、注文以外に日常的な、たとえば天気だったり世間話もしたんですか?

ああ、そうですね。「何やってるの?」「なんで日本から来たの?」とはよく訊かれました。

さながら『YOUは何しに日本へ?』ならぬ『SIE(ズィー)は何しにドイツへ?』ですね。

はい。よくありましたね。それで「サッカーでいちおう来てますけど、それだけじゃ食べていけないので」と答えていました。

立場的にはセミプロだったんですか?

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