鈴木惇のいるアビスパ福岡は前回と別物。FC岐阜はどう立ち向かうのか【J2第27節プレビュー】
8月11日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ2第27節に臨み、アビスパ福岡と対戦する。福岡は7月6日の第21節で岐阜に敗れたばかりだが、それだけに二巡目となる今回は是が非でも勝とうと引き締めてくるはず。岐阜にしても、一度勝った相手だから今回も勝てるだろうと甘い考えを持つようなら足もとをすくわれかねない。謙虚に、具体的に彼我の戦力を比較し、適切な戦い方とテーマを設定して第12節FC琉球戦以来のホームでの勝利を収めたい。
◆個の能力が高いアビスパ福岡
前節、V・ファーレン長崎を相手に縦横無尽の活躍を見せた塚川孝輝は「福岡は個の能力が高い。あの順位にいるのが不思議。苦しい戦いになるのは覚悟しています」と言っているが実際にそのとおりで、第21節の後半もヤン ドンヒョンと森本貴幸に早めにボールを入れようとする戦い方に苦しめられた。福岡は第22節から2勝2敗1分けの成績を残していて結果も悪くはない。直接、J2残留を争う順位同士の対戦でもあり、重要な試合となることは間違いない。
もちろん北野誠監督も警戒している。「福岡は相変わらず強いチーム。個の能力が高いし、球際も強い」と評価したうえで「やり方は変わっていないが、誰が出てくるかによって変わるチーム」とコメントした。
前回の対戦で存在しなかった選手といえばキャプテンの鈴木惇だ。第21節は負傷でメンバーから外れていたが、
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