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「チーム全体で守っていく」失点を減らす方法論~太田渉GKコーチ【新加入スタッフインタビュー】

 

新体制発表での太田渉GKコーチ。

 松本拓也は間瀬秀一監督指揮下のブラウブリッツ秋田に在籍していたが、パク ソンスが愛媛FCで出場機会を得たのも間瀬監督体制でのことだった。間瀬氏はクロアチアでのサッカー歴がありイビチャ オシム氏の通訳も担っていた人物であり、言わば、新たに加わったふたりのゴールキーパーはともに間瀬監督を介してバルカン半島の空気を吸った状態にある。まるでセルビア出身のゼムノビッチ ズドラブコ監督と融和しやすい選手を発掘したかのようにも思えるが、秋田からやってきた太田渉GKコーチは、その縁を「偶然でしょう」と言う。愛媛の川北裕介GKコーチとは面識があるが、パク ソンスは直接指導したことがないのだそうだ。

◆4人に求めるもの

 太田GKコーチは4人のゴールキーパーと過ごすFC岐阜でのシーズンを楽しみにしていた。
「サイズ的にいうとソンスがいちばん大きいタイプ。既存の原田(祐輔)、岡本(享也)に関しては身長こそそこまで大きくはないですけど万能型というか柔軟になんでもバランスよくこなせるキーパーだと思っています。(松本拓也を含めて)4人は4人とも長所があるので、

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