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もう負けは許されない。球際で競り勝ち試合を破綻させず、賢い試合運びでチャンスをものにするまで冷静に時間を進めることが出来るか【J3第17節「Y.S.C.C.横浜 vs. FC岐阜」Preview】

 
 試合数が少ない今シーズンのさらにハーフシーズン、その初戦に敗れたFC岐阜は、いきなり危機に陥っている。前節は試合中急激に運動量が落ち、後半だけで4失点。中断期間中、練習試合に備えて負荷を落としたところでその練習試合が中止となり、新型コロナ陰性判定が出揃い活動を再開するまで5日間ほど完全な休みになってしまうケースが相次ぎ、実戦に対応出来る水準にまでコンディションを高められなかったことが、足が止まった主因だと安間貴義監督は分析している。ただ、敗れた福島ユナイテッドFCとの試合で90分間、実戦の強度で身体を動かすことが出来たのも事実。本来は練習試合で体力を維持するべきところ、貴重な公式戦でコンディションを上げた格好となるが、一週遅れで準備が済み、コロナによるマイナスを1敗分の損失で贖(あがな)ったと計算して、9月4日、J3第17節Y.S.C.C.横浜戦がおこなわれるニッパツ三ツ沢球技場に乗り込むしかない。
 シーズン前半戦で一度敗れているYSとの戦いを前に、指揮官は「負けた相手にはしっかり勝ちたい」と、力を込めた。
 

「球際、切り替え、ハードワーク」の本質をあらためて強調した安間貴義監督。


◆底しれぬ攻撃力のYS横浜
 

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