【J1優勝決戦を占う】奇跡の逆転劇は起こりうる。マリノスに求められる普段着のサッカー。戦術の鍵を握るマルコス・ジュニオール。FC東京は空中戦に賭ける手もある。
いよいよ今週末で最終節を迎えるJ1。優勝に向けて有利な状況にある横浜F・マリノスに求められるサッカーとは? また奇跡の逆転優勝を狙うFC東京に必要なものとは? 白熱必至の最終決戦の展望とともに両チームのキーマンを占う。
マリノスは驚異のアタックラインで普段着のサッカーをできるか?
最終節は横浜F・マリノスとFC東京の直接対決となりました、得失点差が7あります。横浜FMは4点差で負けないかぎり優勝です。
4点とられなければいいという観点でいえば、キーマンはGK朴一圭、DFチアゴ・マルチンス、畠中槙之輔になるでしょうか。朴は足下の技術が高く、長短のパスのほかに中間距離のパスが上手い。チアゴ・マルチンスは躍進の立役者の1人でしょう。ラインの高い守り方をするので、背後のスペースをカバーできるDFは貴重でした。同様に不動のコンビを組んだ畠中の貢献度も高かったと思います。
ただ、横浜FMが「4点差で負けなければいい」というプレーをするとは思えません。
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