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西部謙司 フットボール・ラボ

長いトンネルを抜けたベガルタ仙台が来季に向けて見つけなければいけない“答え”【Jラボ】

ここにきて上昇気流に乗りつつあるベガルタ仙台。不振から抜け出せた要因がどこにあるのか、そして来季を戦ううえでのポイントはどこにあるのか。

長いトンネル脱出のその先 

ベガルタ仙台がようやく長いトンネルから抜け出たようです。第27節のガンバ大阪戦は4-0の快勝。続く第28節、FC東京戦は2-2のドロー。上位クラブからポイントをゲットしています。

リーグ戦17戦未勝利の後の4-0がサポーターに与えたカタルシスは想像できません。長沢駿のハットトリックが炸裂しております。FC東京戦は勝てませんでしたが、2度リードされたのを追いついたのでポジティブでしょう。終盤は仙台が押していました。

ここまで低迷した原因は負傷者とか不祥事とか、いろいろあるのでしょうが、終盤に来てプレー内容が良くなったのは来季へつながる期待が持てそうです。依然として最下位ですけど降格もありませんからね。ただ、この路線で大丈夫かと問われると、正直何ともいえません。

ここ2試合のシステムは4-3-3。ゴールキックからも近くにつないでいくビルドアップ、チャンスがあれば前からのハイプレスという戦い方は、J1の傾向そのものです。ただし、多くのチームが目指しているスタイルだからこそ、違いを作るのが選手の個の能力になっていく可能性がある。そこをクリアできないと、かえって埋没してしまう恐れはあるかもしれません。ただ、ちゃんと筋がとおっているというか、合理的なプレーはしています。その点は妙にスッキリしているというか教科書的というか。昨季もそんな感じだったので、仙台のカラーなんですかね。

理想と現実の間をどう埋めるか 

G大阪戦とFC東京戦の先発メンバーは同じです。システムは4-3-3ですね。

ゴールキックはペナルティーエリア内のDFにパスしてリスタートすることがほとんどで、最深部からビルドアップしていく方針。ただ、全部ショートパスでつなごうとは考えていない。まあ、これはポゼッション重視なら当然なのですが、「つなぐ」なら「蹴る」という選択肢も含まれていなければならないわけです。

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