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西部謙司 フットボール・ラボ

【超図解】ラストパスを呼び込むのが抜群に上手い上田綺世。「外す」天才・柳沢にも通じる動き方とは?

今回の西部のワンポイントプレー解説は「外す」天才とも言える上田綺世の動き方。なぜラストパスを呼び込むのが抜群にうまいのか? 鹿島の偉大な先輩にも通じる特別な才能を得点シーンから図解します。

ラストパスを呼び込むのが抜群に上手い上田綺世の動きはFWの動き方のお手本 

水曜日のJ1は川崎フロンターレとサガン鳥栖の対戦が面白かったですね。今季のJ1で注目の2チームです。6対7ぐらいで川崎が優勢でしたが、鳥栖も一歩も引かずに見応えのあるゲームになっていました。

ターニングポイントは田代雅也のレッドカードでしょう。レアンドロ・ダミアンが独走しかけたところで背後から抑えてしまって一発退場。前節のファン・ソッコの退場をうけて先発した田代はタフで空中戦の強さ抜群のCBです。ビルドアップは少々難ありとはいえ、守備力を発揮していました。56分にCBの退場は鳥栖にとって厳しかったと思います。

鳥栖は4-4-1で立て直しを図りますが、10人で川崎のパスワークを制御するのは困難で、DFの連係がちょっと噛み合わなかった一瞬を遠野大弥に決められます。結局、このゴールが決勝点でした。

ただ、鳥栖はかなり健闘していました。松岡大起は日本のキミッヒですね。守備も攻撃もできて自信と闘志が漲っていました。

この試合も戦術的な見どころはいくつもあるのですが、今回は違う試合の場面をワンポイントでとりあげます。鹿島アントラーズ対柏レイソル、上田綺世の先制点です。

どうしてこれにしたかというとFWの動き方の見本だから。上田はラストパスを引き出す動きがやたら上手です。このゴールはその典型でした。

上田綺世と鹿島の偉大な先輩・柳沢敦に共通するスペシャルな能力とは? 

鹿島が中盤でボールを奪い、ファン・アラーノがドリブルを開始します。同時に上田はDFの視野から外れていきます。ここでパスが出ていたら、そのまま抜け出ていたでしょう。

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