西部謙司 フットボール・ラボ

反撃のサガン鳥栖。負けたけど「川井健太監督を日本代表監督へ!」と言いたくなる後半の手腕【週刊鳥栖ラボ】

1-3の敗戦に終わったジュビロ磐田戦。サガン鳥栖は前半最悪の出来からいかにして立て直したのか? 今回の週刊鳥栖ラボは「戦術ジエゴ「戦術飯野(そもそも不出場)」とは絶対に言わないだろう川井監督の手腕とともにレポートします。

ジキルとハイドの前後半。1-3負けでも心配は無用? 

中断明けの第17節、サガン鳥栖はアウェイのジュビロ磐田戦を1-3で落としました。8分、13分と早い時間に立て続けに失点し、27分に3点目。前半はボールポゼッション63%でシュートゼロという、ちょっとどうしちゃったのという内容でした。

後半に選手の入れ替えとともに持ち直しましたが、53分に宮代大聖が1点を返すにとどまりました。前後半ともほぼずっと攻めていて、後半はフィニッシュへ持っていけるようになり、まあいつもの鳥栖に戻ったわけですが前半は謎ですね。ただ、ハーフタイムに立て直した川井健太監督の手腕はさすがだと思いますよ。日本代表監督の有力候補じゃないでしょうか。

余談ですが、日本代表の森保一監督が「戦術三笘」とか言っちゃってずいぶん叩かれています。ほかにも「やっぱりそうなのか」と不信感を裏付けるような発言もあり、まあしょうがないかなとは思いますけど、自分が理解しにくいものがダメだとは思いませんので、頑張っていただきたいです。

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