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迷わず行けよ【第17節・山形戦プレビュー】

仙台に4失点をしたあとに迎えるのは去年も一昨年も4失点を喫した相手、山形。2年連続で同じ相手に4失点というのはなかなかない。

 

丹羽詩温はいまの山形について「強い。いちばん強い気がする」と印象を話してくれたが、藤本佳希が負傷してもチームとしての怖さはそれほど変わらない。ポゼッションのためのポゼッションではなく、常にゴールを狙っている。前線の選手は常に裏を狙って駆け引きをしており、そこに一本というのも普通にあるため、対戦相手としては「怖い」チームだ。

 

ただ、いつもボコられているかというとそうではない。むしろ西部では4勝2分と負けなしを誇っている。昨年のホーム最終戦でも劇的な勝利を飾って残留に半歩近づいたのは記憶に新しい。

 

その試合は勝利という結果だけでなく、嶋田慎太郎を前線にもってきたことでチームの新たな姿が見えたゲームだった。嶋田と平松昇のふたりが丁寧に繋ぎながらカウンターに出ていくところや、嶋田が守備で的確にいく・いかないを判断したり誰が危険かを見極めて守備をするところは、それまでのチームにない武器だった。

 

今回は当時とは違い、あそこまで意図的に引くことはなく、これまでと同じような戦い方にはなると思われる。だからこそ最大の課題は、ここ数節で目立っているミスを減らすことなのだが……。

(残り 1460文字/全文: 2029文字)

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