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諸岡裕人の局面を変えるドリブルと橋本陸の戦術眼が呼び込んだ同点弾!「見る」「判断」を伴う主体的なプレーこそ悩める福島を変える【第15節富山戦レビュー】

2022明治安田生命J3リーグ第15節

福島ユナイテッドFC1-1(前半0-1/後半1-0)カターレ富山
得点者
(福島)
53分橋本陸
(富山)
19分神山京右

気温32℃、猛暑のとうほう・みんなのスタジアムで行われたカターレ富山との一戦。

セットプレーの流れから簡単に失点してしまったのは残念だったが、その後の攻撃はこれまでと比べて可能性を大きく感じるもので、富山が引いて守ったことを差し引いても、内容的にはここ5試合から大きく前進を見せた。勝つことはできなかったが、攻撃面で手応えを得て「半歩前進」といった内容だった。

可能性を感じさせる攻撃ができ、3試合ぶりにゴールを奪えたのは、ハーフタイムでMF橋本陸が「ボールサイドの逆サイドが空く」という情報をチームメイトと共有できたことと、キャプテンMF諸岡裕人の局面を打開するスペシャルなプレーがあったからこそだった。服部年宏監督が就任当初から選手に伝えてきた「見る」「判断」を伴う言動やプレーが、ようやく福島ユナイテッドFCを変えようとしている。

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1.主体的な「見る」「判断」が生んだゴール
2.服部ユナイテッド第2章の始まり

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