【練習レポート】明日、真価が問われるのは梅鉢ではなく柴崎 / 8月27日(火)練習を終えて(2013.8.27)
「タクちゃんとやれるのは楽しみだね」
大迫勇也がくったくなく笑った。サッカーの世界では当たり前のこととは言え、つい1カ月前までともに戦う仲間と相まみえる心境は、とても複雑なものであるはずだ。特に、本田拓也の側は気持ちの入り方が違うだろう。
「タクさん的には、満男さんとやりたかったんじゃないですか」
昌子源がぽつりともらした言葉が、恐らく本田の本心に近いのではないだろうか。小笠原よりも良いプレーを見せることで、この2年半という時期を、意味あるものにしたかったはずだ。
ただ、運命はここでも二人を結びつけようとはしなかった。代わりに出場するのは梅鉢貴秀となるだろう。
「いつもどおり緊張しています。いつも以上かな」
言葉とは裏腹に、足取りは軽く、言動も少し軽い(失礼!)いつもの梅鉢だった。ただ、彼には彼なりに、この試合にかける想いがある。本田拓也への憧憬は、小笠原満男以上のものがあるようだ。ブロゴラにその内容を記したので、興味のある方はご一読いただきたい。
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