【特別コラム】大きく揺れ動いた若手の”モチベーション”。判断材料として決定的だった天皇杯敗退/2016チーム編成・連載第7回(2015.12.05)
すでに公式戦は終了しているが、早すぎるオフは逆に選手のコンディションに悪影響を及ぼしかねないため、鹿島は練習を続けてきた。怪我人が増えてしまい、予定していた練習ができなくなってしまった部分もあるが、総じて選手のモチベーションは高く内容の濃い練習ができている。
来季に向けた動きには、選手の補強もあるが、いま在籍している選手をいかに成長させていくのかも重大なポイントだ。そして、監督交代など今季は大きな出来事が数多く起きたシーズンだったが、そのなかでも天皇杯の3回戦敗退は見逃せないトピックと言えるだろう。
「いまのチームなら絶対に優勝できた。負けちゃいけなかった」
クラブ幹部からは、事あるごとにそうした言葉を聞く。同様の感想を持つ方も多いだろう。天皇杯を優勝すればACLに出場できた。積極的にボールを奪うサッカーがアジアの舞台でどれだけ通用するのか見てみたかった。
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