【レビュー】金崎圧巻の2発!!神戸を逆転で下し再び首位に躍り出る/明治安田生命J1リーグ第21節 ヴィッセル神戸戦(2017.08.10)
試合途中までは、さすがに勝ち切るのは難しいかと思われた。しかし、神戸の方が先に足が止まる。見事な逆転勝利だった。
前半はボールを支配される展開となった。ルーカス・ポドルスキが浮いたポジションを取るのに対して、鹿島のCBはマークを受け渡す守り方を選択する。すると、どうしても中盤の枚数が足りなくなり、ボランチのレオ・シルバと三竿健斗がポドルスキをケアすれば、相手ボランチの高橋秀人か藤田直之が空いてしまい、ボランチを潰しに行こうとするとバイタルを使われるジレンマに陥った。なかなかプレスをはめる状況をつくることができず、ボールを支配されてしまう。
それでもディフェンスは集中してよく守っていた。山本脩斗の背後に小川慶治朗を走られるだけでなく、右SBに入った藤谷壮がすばやくサポートする分厚い攻撃を仕掛けてきた。15分にはその藤谷のクロスをポドルスキに合わせられたが植田直通とポストがゴールを守る。その後も連続してミドルシュートを浴びるピンチを迎えたが昌子源がブロックするなど、押し込まれても落ち着いて対応する姿が見られた。
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