「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

FWとSBの動き出しで相手の隙を突け!/【プレビュー】AFCチャンピオンズリーグ2018 水原三星戦

 ピッチを叩くとまるでコンクリートでも叩いたような高い音が帰って来た。

 

 

 試合前日の公式練習は、そこまで寒くなかったものの芝は荒れていて黄色くなっており、なにより異常に硬かった。練習で感触を確かめた曽ヶ端準は「硬いですね。昨日も硬かったですけど、今日も硬い」と、昨日使ったサブグランドを含めて、ピッチが硬いことに苦笑い。

 ACLはこうした場面の連続だ。いつもと違う環境に動揺したり、違和感を感じていては勝負にならない。心の中ではわかっているが、いざ直面するとこの大会の難しさを改めて痛感させられる。

 相手は初戦に勝利して勝点3。もし、この試合でも勝利するようなら勝点6に伸ばしてしまう。グループHから一歩抜け出すチームを作らせてはならない。最低でも勝点1を奪わなければならない試合だ。

 

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