「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

9月未勝利の水原三星をホームに迎える第1戦/【プレビュー】AFCチャンピオンズリーグ2018準決勝第1戦 水原三星戦

 AFCチャンピオンズリーグ準決勝の対戦相手は、グループステージの第2戦、第6戦で戦った水原三星との再戦である。アウェイで戦ったときは金崎夢生の2得点で勝利し、ホームで戦ったときはすでに突破が決まったこともあり出場機会の少ない選手たちを起用して0-1で敗れている。しかし、そこから水原三星は様変わりしている。

 まず監督はソ・ジョンウォンからイ・ビョングンに代わっている(アシスタントコーチからの昇格)。3バックだったシステムも4バックとなり、中盤にボスニア代表のサリッチを加えた。パスを出せるサリッチが入ったことでデヤン・ダミヤノビッチは得点を取ることに専念できそうだ。最初の対戦時、移籍してきたばかりのデヤンは周囲と合わず「ずっとイライラしていた」とマークした昌子源が振り返っていたが、サリッチとはいい関係が築けているだろう。冒頭15分のみ公開された前日練習でもパス練習のとき2人は同じ組だった。

 

(残り 1117文字/全文: 1520文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ