「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

暑さとの戦い。試合のポイントはCBの前のスペース/【プレビュー】明治安田生命J1リーグ第16節 浦和レッズ戦

 メルカリの経営参画が発表された翌日の試合だ。新生アントラーズを印象づけるためにも絶対に勝たなければならない。

 対戦相手は1試合飛ばされていた浦和レッズである。他チームとは違い今季初対戦であり、今後はルヴァン杯でも対戦が決まり、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝をお互いに勝ち抜けばACLの舞台でも対戦することになる。今後も対戦が控えていることを踏まえても、こちらをしっかり印象づけておきたい。

 昨季はリーグ戦と天皇杯準決勝で対戦し1勝2敗と負け越した。天皇杯は最後の最後で鈴木優磨が負傷してしまったあの試合である。結局、あれがラストゲームになってしまった。

 浦和の直近の5試合を確認すると3勝2敗と勝利と敗北を交互に繰り返している。勝点27の9位という順位よりも、18得点、25失点という得失点差-7という数字の方に目を奪われる。オズワルド・オリヴェイラから大槻毅に監督を変えたが、その効果は期待したほど上がっていないと言えるだろう。

 

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