「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

練習の質を高める二人のベテラン・内田篤人と遠藤康/【練習レポート】

 11対11の戦術練習を行っていたときのことである。

 トップ下に入った遠藤康が左サイドに寄りながら楔のパスを受けると、一瞬、左SBの佐々木翔悟の位置をチラリと見た。動き出していないことを確認すると、別の選択肢を選び、ボールは逆サイドへと移っていった。ボールが逆サイドに動くと、おもむろに佐々木に歩み寄った遠藤が「お前さ、俺に入ったときのイメージ持ってる?」と投げかけた。

 プレーが途切れると、今度はサイドラインの外で見つめていた内田篤人が「翔悟、ヤスが言ってた意味わかる?」と声をかける。じつは一連のプレーの前、遠藤は、背後から寄せてくる相手の動きを感じ取り、楔のパスに少しだけ足を当ててコースを変え、DFラインの背後にパスを通していた。遠藤はそのイメージを持っていたことを、内田の口から佐々木に伝えられる。背後に抜けなければいけないことはわかっていた佐々木も、改めて「うん、うん」とうなずいていた。

 

 

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