09年最大のライバル・川崎フロンターレとの激闘/【コラム】追憶のアントラーズ(09シーズン⑥)
これまで書きためてきた取材ノート51冊をふり返りの第13回目。
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6月末にAFCチャンピオンズリーグ・ラウンド16 FCソウル戦に敗れ、ラウンド8に勝ち進むことはできなかった。エルゴラッソで電話取材させてもらった岩政大樹さんによると、Jリーグを連覇したせいか特に韓国勢から「鹿島へのリスペクトを強く感じた」という。08年のACLでは韓国勢との対戦はなかったのだが、09年はグループステージで水原三星、そしてラウンド16でFCソウルと対戦。翌10年には全北現代(GKは若きクォン・スンテ!)との激闘があった。確かに、どの試合も簡単ではなかった記憶がある。
ただ、09年シーズンのなかで最も手強かったのは川崎フロンターレだろう。リーグ戦で2試合、ヤマザキナビスコ杯で2試合。そのなかには雨で中断になったカシマスタジアムでの試合もあった。16分の再開試合を含めて、”5つ”の試合はいずれも激闘と呼ぶのに相応しかった。
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