シーズン終盤になって手に入れた大人の戦い/【レビュー】明治安田J1第28節 ベガルタ仙台戦
川崎Fとの戦いで得られたものは勝点1だけではなかった。同じ[4−3−3]を採用する仙台をまったく寄せ付けない完勝。ペースを掴みながら先制点を奪えない前半を終えたとき、仙台の選手も手応えを感じていたことだろう。
「前半はクバ(ヤクブ スウォビィク)の活躍もあってうまくみんなで粘れていて、こっちのゲームかなという感じだった」
後半途中から出場した蜂須賀孝治は、ベンチから試合を見つめながら後半を楽しみにしていたようだ。しかし、後半に入ると相手の隙を見逃さず一気に3得点を奪う圧巻の15分で試合を決定づける。堂々たる戦いぶりからはチームの確かな成長を感じる。同時に、今回も奈良竜樹と山本脩斗という2人の経験値の高さが試合に安定感をもたらしていた。
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