勝たなければいけない試合で結果を残し、最終節へ望みをつなぐ/【レビュー】明治安田J1第32節 鹿島対清水
絶対に失敗が許されない状況でしっかり結果を残すことは簡単ではないだろう。試合前のアップを見たときあまりにも普段と変わらない様子に不安を覚えた。もちろん緊張感は必要ないが、大事な戦いを前に集中力を高めていく必要はある。ガッと高まるものが感じられなかったが全くの杞憂だった。
「普段通りで良いんじゃないかなと思います。状況が特別でACLの出場権だったりとかが大詰めだっていうだけであって、リーグ戦の1試合であることに変わりはない。これまでと同じ心境と同じ準備でいいんじゃないかなと思います」
そう言っていた上田綺世が大仕事をやってのけた。
4分と12分という早い時間での2得点。2試合連続の複数ゴールでチームに余裕をもたらすと、取らなければいけない勝点3をきっちりもぎ取る。名古屋とC大阪が引き分けたため3位に入れる可能性も残った。
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