「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

ここ最近で最も困難な試合。札幌に行かなかった居残り組の力が問われる/【プレビュー】明治安田J1第15節 サガン鳥栖対鹿島アントラーズ

 おそらく1週間で3試合を戦った先週よりも困難な試合だ。

 日程はかなり厳しい。19日に札幌でナイターの試合を戦い、20日すぐに鹿嶋へ戻って練習、21日今度は鳥栖に向かうスケジュールである。1週間で明治安田J1リーグ戦3試合を戦った翌週というタイミングもよくない。ルヴァンカップのプレーオフ進出を決めほっと一息つき、すぐさま鳥栖戦が来る。

 20日の練習に参加したフィールドの選手はわずか10人だった。札幌戦も試合内容がよかったとは言えない。プレスの圧力は弱く、自分たちのやるべきことができなかった。本来なら時間をかけて課題を共有したいところだが、それを許してくれるほどの時間はない。また、北海道に向かった選手と鳥栖に向かう選手はどうしても二つに分けなければならず、チーム全体のテンションに差ができやすい状況でもある。スコアレスドローでも1位通過が決まったちょっとした満足感が、どのように作用するのかもわからない。

 いままでと同じように準備すればいままでと同じように戦えるとは限らない。持っている全てをぶつけることに集中すればよかった先週の3試合とは違う。札幌遠征に参加せず、鹿嶋に残っていたメンバーがチームをどれだけ助けられるだろうか。プラスの部分をどこまで出せるかよりも、マイナスが出ないようにする一戦である。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

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