【HHレポート】恩師が語るロメロ・フランク選手の少年時代(2012/9/11)
日本での生活をサポートしてくれた恩師たちの存在
劇的逆転勝利でKsスタを歓喜の渦に巻き込んだ8月19日の大分戦。この日、25歳の誕生日を迎えたロメロ・フランク選手を観客席から温かく見守る中学、高校時代の恩師達の姿があった。重戦車ボランチのルーツ、現在のフランク選手への思いをそれぞれ語って貰った。
「平出先生、サッカーやりたいって言ってるよ」。フランク選手の母校・平塚市立江陽中学校のサッカー部顧問だった平出善男さんは校長から呼び出されると、日本語は全くと言っていい程話せず、小柄で伏し目がちでうつむき加減の外国籍らしい子供が立っていた。それは中学一年の時にペルーから来日し、江陽中に入学したばかりのフランク少年だった。
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