【レビュー】J2第10節ギラヴァンツ北九州戦「期待に応えた背番号10。豪快に振り抜いた右足に込められた思いが勝ち点3を呼び込んだ」(2013/4/22)
自らの置かれた立場を理解してのプレー
渾身の一撃だった。
38分、内田航平とのパス交換から中央でボールを受けると、橋本晃司は迷いなく右足を振り抜いた。
「珍しく振り抜くシュートを打ちましたね」と橋本は振り返った。テクニックに自信のある橋本はミドルシュートを打つ場合、思い切り打つよりもコースを狙いすまして打つことの方が多かった。この場面でも一瞬、「巻いて打つ」ことが頭をよぎったという。
しかし、橋本は思い切り右足を振り抜いた。そこに橋本のこの一戦に懸ける思いが込められていた。
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