J2第24節ファジアーノ岡山戦 「走らなかったのか、走れなかったのか、それとも、走らせなかったのか」【レビュー】
運動量で圧倒されたことを監督は嘆いた
試合に負けたわけではない。それでも、秋葉忠宏監督は今まで見たことがないほど険しい表情で会見に現れ、話し出した。
「フィジカル、フィットネス、コンディショニングを含めて全く走れなかった。ホームチームで後半よりギアを上げなければいけない所で、走れないから攻撃もできない、守備もボールを奪えない。後半全く面白くなく、本当に勝つ気があるのか、何が何でもJ1に行こうとか、ここから1位にひっくり返すなんて並大抵ではできない。そういった気概を全く感じられなかった」
「運動量」は水戸が伝統的に最も大切にしている要素の一つだ。5連戦の最終戦というコンディションの問題があったかもしれないが、それは相手の同じこと。むしろ、水戸のホームということも考えれば、相手を運動量で圧倒しなければならない状況だった。それにも関わらず、後半運動量で圧倒されたことを秋葉監督は嘆いた。
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