デイリーホーリーホック

J2第5節FC琉球戦 「追いつかれても引き離し、逃げ切りに成功。90分の戦いだけでなく、その過程にも大きな意義がある今季初勝利」【レビュー】

【写真 水戸ホーリーホック】

前節横浜FC戦の反省を活かす

その展開に既視感は否めなかった。
序盤から風上の水戸が勢いよく攻め立て、15分にCKのこぼれ球に素早く反応した曽根田穣が豪快に右足を振り抜き、ゴールネットに突き刺して先制に成功した。

その後も水戸が攻め立てる展開が続いたものの、徐々に強度を高めてきた琉球のプレスにつかまり、ボールを前に運べなくなっていった。そして、30分に中盤でのミスからショートカウンターを仕掛けられて同点ゴールを決められてしまう。開幕4試合中3試合で先制点を奪いながら、勝ち切ることができなかったチームの勝負弱さをまた露呈してしまうのではないか。そんな不安を抱かずにいられなかった。

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