船橋勇真「監督の期待に応えられるように、少しでも強くなってピッチに出ることが必須」ケガ人が多かった守備陣を支えてきたルーキー【J3第16節・vs鹿児島】
2020年9月17日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
- NEXT MATCH -
2020明治安田生命J3リーグ 第16節
鹿児島ユナイテッドFC ― Y.S.C.C.横浜
2020年9月19日(土)19:00
白波スタジアム
Y.S.C.C.横浜
12位:3勝6分6敗 勝点:15 得失:-6(23-29)
鹿児島ユナイテッドFC
5位:8勝2分5敗 勝点:26 得失:7(27-20)
▼順風満帆ではない不屈の魂
船橋勇真のデビューは今季の開幕戦。花房稔のアクシデントによる途中交代によるものだった。そこから彼は、ほとんどの試合に関与している。
チャンスをものにした順風満帆なルーキー。そう見えるかもしれない。だが実際のところは少し違う。彼もまた、これまでケガ人が多かった守備陣のひとりである。
大きなケガはないが、小さなケガが数度。掴んだチャンスを確実なものにしたい若者は、何度も悔しさを味わった。だがその度に「間に合わせます」と目をギラつかせ、本当に間に合わせている。重戦車のごとく辺りを蹴散らすドリブルで攻撃にアクセントを加え、2つのアシストを記録。そして3バックの一角として、時にはウイングバックとして守備でも奔走をし続けている。
「監督の期待に応えられるように、少しでも強くなってピッチに出る」。
いつも笑顔でチームメイトと談笑をする明るい船橋は、苦境を跳ね返すことができる不屈の魂を持っている人物である。
▼勝てない相手はいないことを証明するために
#23 船橋勇真
――開幕戦でデビューをして、ここまでほとんどの試合に関わってきました。これまでを振り返っていかがでしょうか?
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