横浜本牧フットボールマニアックス

予想外が試合開始と共に始まった【J3第14節・vs藤枝】

2022年6月25日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- RESULT -

2022明治安田生命J3リーグ第14節
Y.S.C.C.横浜 0―3 藤枝MYFC
2022年6月25日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場:796人

[得点]
41′ 藤枝 久保藤次郎
66′ 藤枝 杉田真彦
74′ 藤枝 横山暁之

▼想定外の出来事

時刻は夕方の17時、太陽はまだニッパツの芝を照らしている。公式記録によれば気温29.3℃、湿度は60%。日中の35℃超えの猛暑日を記録した名残がある。そこへ涼しい風が吹いてくる。だが、その風が強い。サポーターの掲げる大きなフラッグは、強い風に煽られていた。

YSのフォーメーションは3-5-2。前節、担架で途中交代した田場ディエゴは異常なし。その田場の横には、土館賢人と吉田明生、その3名で中盤を構成。そして林友哉と2トップを組むのは河辺駿太郎。ここまでは前節と同じ。違うところは、WBとCBである。

「どこのポジションに出ても、いいね、と思われるようになりたい」

柳雄太郎の今日のポジションは、右のWB。「去年からいろんなポジションをやっていて、いろんなポジションのイメージを持ちながらやっています」という彼がそこに入る。となれば、彼が前節務めていたCBが空く。そこに入ったのは前節途中出場で復帰、今節スタメン復帰の藤原拓也である。

そして、山下良美主審が試合開始を告げる笛の音を奏でる。その直後である。Y.C.C.C.はある異変に気付いた。

(残り 2249文字/全文: 2860文字)

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