Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「3つの選択肢(名古屋の勝ち、PKのやり直し、奈良クラブの勝ち)を提示して、天皇杯実施委員会で議論していただきました(JFA・須原氏)」~天皇杯における競技規則適用ミスについての記者向けブリーフィング(2)~

6月11日(月)、日本サッカー協会は、6月6日(水)パロマ瑞穂スタジアムで開催された天皇杯第98回全日本サッカー選手権大会2回戦、名古屋グランパスvs奈良クラブの試合において、次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあり、ペナルティーマークからのキック(PK方式)を一人目からやり直すことを発表しました。

この件について、JFAハウスにて記者向けブリーフィングが行われ、会見にJFAの須原清貴天皇杯実施委員長と小川佳実審判委員長が出席。
今回の事象について説明を行いました。会見でのコメントを数回に渡ってお届けします。

(1)はこちら

~質疑応答~

Q:もちろん議論を重ねた結論だと思うのですが、単純な疑問なんですが、競技規則の適応ミスであったのであれば、名古屋の勝ち抜けでも良かったのでは?

※須原氏が回答
「本日の実施委員会において、3つの選択肢を提示して議論していただきました。
この順番に意味はありませんが、提示した順番に申し上げます。
1つ目は今おっしゃった名古屋の勝ちとする、すなわち勝敗そのものを変えること。
2つ目がPK戦をやり直すという選択肢。
そして最後3つ目については、実は事務局からではなく委員の方から『これも選択肢にするべき』と追加されたものが、今ある公式結果、すなわち奈良クラブの勝ちを有効のものとする。
この3つを議論の選択肢として提唱させていただきました。

その中で様々な観点から1時間半議論して、(全員で20人のうち) 13人の方に参加していただきました。実施委員会の皆さんにで意見交換を行った上で、最終的にPK戦のやり直しが採択されました。ですので、先ほどの質問に戻りますが、おっしゃる通り、それ(名古屋の勝ち)も選択肢の中に入っていました」

(残り 1732文字/全文: 2483文字)

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