「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【シーズンレビュー】 大谷秀和が振り返る2014年シーズン 第3回「リーグ後半戦とヤマザキナビスコカップ敗退、足掛かりを掴んだ鹿島戦」 (4273文字)(2014/12/29)

2014年のシーズンレビューは、大谷秀和キャプテンによるインタビュー形式でこの1年間を振り返っていく。第3回は後半戦からヤマザキナビスコカップの敗退、ラストの巻き返しへの足掛かりを掴んだ鹿島戦の勝利まで。(全4回)

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第2回はこちら

■ 2014年シーズンの主な出来事 ■

8/1 ドゥドゥ フィゲレンセより期限付き移籍加入

8/2 第18節 川崎フロンターレ 4-1 ○ H

8/6 スルガ銀行チャンピオンシップ ラヌス 2-1 ○ H

8/9 第19節 横浜F・マリノス 2-2 △ A

8/11 ハン・グギョン カタールSC移籍

 

―中盤戦の鍵になった一戦、第18節の川崎フロンターレ戦を迎えます。川崎は非常に調子が良かったので、2試合で8失点の守備では懸念がありましたが結果は快勝。何が良かったのですか?

「自分たちがボールを持っている時に自信を持ってプレーできたのが良かったのかなと思います。やっぱり2試合失点が多かったので、ミスを減らすのはもちろんだけど、最後の球際の部分だったり、FWや中盤の選手も、1人1人がボールを奪えると思ったところでなんとしても奪わないと、そのツケが後ろの選手に回ってきてしまう。1人1人が奪えるチャンスを逃さずに、ボールに対してアプローチをする。それをみんなが考え、実行したのが川崎戦だと思います。特に川崎のように足元でボールをつないでくるチームに対して、後手になったら、どんどんシワ寄せが後ろに来てしまいます。1人1人がジャストに奪いに行く、その行くか行かないかの判断も的確にできていたと思うし、守備から攻撃へ移る切り替えも、システム的なミスマッチをうまく突くことができていたと思います」

(残り 3554文字/全文: 4243文字)

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