「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

勝ち方を忘れたチーム。令和初戦は、あまりにも不甲斐ない逆転負け/J2 第12節 鹿児島 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J2リーグ第12節

鹿児島 2−1 柏

得点者:12分 江坂任(柏)、45+2分 五領淳樹(鹿児島)、67分 牛之濱拓(鹿児島)

●スタメン

GK中村航輔、DF染谷悠太、上島拓巳、古賀太陽、MF小池龍太、大谷秀和、ヒシャルジソン、菊池大介、FWクリスティアーノ、江坂任、瀬川祐輔

 

これまでも無得点の勝ちきれない試合が続いていたが、それでも前向きに捉えることができていた理由は、徐々に攻撃バリエーションが増えていること、そして何より“無失点”に抑えている守備が拠り所になっていたからだ。

攻撃の戦術・連携さえ整理されればチーム状態は自ずと上向く。その拠り所が失われてしまった。

試合の入り自体は悪くはなく、12分にはCKから江坂任の今季初ゴールにして、チームの4試合ぶりの得点が生まれた。24分には古賀太陽の斜めの楔をクリスティアーノが落とし、裏抜けした瀬川祐輔がボックス内でシュートを放つなど、主導権を握り試合を進めていく。

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