「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

大谷秀和「みんなと一緒にボールを蹴れるというのはすごく嬉しい時間でした」/練習再開後リモート取材【コメント】

○大谷秀和

−今日練習を再開した率直な感想は?

「みんなと会うのも、リモートトレーニングで会っていたとはいえ、直接顔を見るのは本当に自粛期間に入る前以来だったので、みんなと一緒にボールを蹴れるというのはすごく嬉しい時間でした。なかなかボールを蹴るという機会がなかったので、そういう意味ではすごく短い時間でしたけど、すごく充実していた時間でした」

 

−不透明な時期の自分のモチベーションの保ち方と、J1が7月4日に再開が決まったときの心境を聞かせてください。

「選手である以上、試合の日が決まった方が準備をしやすいというのは当然ありますけど、日々ニュースだったり、いろいろな情報を見る中で、さすがにスポーツを始める状況ではないというのは僕も理解していましたし、見に来る方々の安全が十分に確保できない中で始まるのは考えにくかったので、何度か延期になりましたけど仕方ないなという思いが強かったです。でもモチベーションが低下するというのはなかったですね。そこに向けて準備をするというのが自分たちが給料ももらっている中でやらなければいけないことですし、そういう意味で個人的にはモチベーションが下がることはなかったです。家の中でもトレーニングはできないなりにやらなければいけない範囲内でできていましたし、そういう意味で再開したときのお客さんの前で試合をやるイメージを持ちながら、それがいつになるかわからなかったですけど、そういうのを想像しながらトレーニングをしていました。

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