「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

8試合ぶりの3バックシステムから生まれた鮮やかなるカウンターショー/J1 第29節 鹿島 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ 第29節

鹿島 1−4 柏

県立鹿島サッカースタジアム 19:03KO

得点者:26分 北爪健吾(柏)、56分 オウンゴール(鹿島)、75分 オルンガ(柏)、83分 クリスティアーノ(柏)、90+1分 神谷優太(鹿島)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF北爪健吾、大南拓磨、山下達也、古賀太陽、MFヒシャルジソン、三原雅俊、クリスティアーノ、仲間隼斗、FW江坂任、オルンガ

YBCルヴァンカップ準決勝横浜FM戦以来となる8試合ぶりの3バックシステム。ネルシーニョ監督は「自陣に堅い守備のブロックを敷き、相手が前がかりになって空けた敵陣地のスペースを活用する」とその狙いを説明した。

いかにSBのところに僕と瀬川(祐輔)がスイッチを入れられるか」と北爪健吾はシステム変更への意識した点を語ったが、ゴール前では山下達也、大南拓磨、古賀太陽の3CBが構え、両WBの北爪と瀬川がクロス対応にアプローチに行くという点では、鹿島対策としては理に適った策でもあった。

(残り 1527文字/全文: 1978文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ