それぞれが与えられた役割を全しないかぎり、勝利は手にできない/J1 第5節 鳥栖 vs 柏【レビュー】
2021明治安田生命J1リーグ 第5節
鳥栖 2−0 柏
駅前不動産スタジアム 19:03KO
得点者:29分 林大地(鳥栖)、64分 林大地(鳥栖)
●スタメン
GKキム スンギュ、DF北爪健吾、上島拓巳、染谷悠太、古賀太陽、MF仲間隼斗、椎橋慧也、ヒシャルジソン、江坂任、FWクリスティアーノ、呉屋大翔
名古屋戦と川崎戦では0−1と敗戦こそ喫したものの、内容的には評価できる部分も見られ、最後のクオリティーやディテールを改善できれば結果は付いてくるのではないかという前向きな見方もできた。だが今回の鳥栖戦に関しては内容も乏しく、完敗の二文字に尽きる。
柏のスタメンを見ると、おそらく3バックと4バックを併用する鳥栖に対して、状況に応じてピッチ内でシステムを変えられる布陣で臨んだ。鳥栖の並びを見て、柏も染谷悠太、上島拓巳、古賀太陽が最後尾に並ぶ3バックへシフトチェンジする。
柏はハイラインを敷く。その守備を機能させるためには前線からハイプレスをかけることは大前提だが、川崎戦とは異なり、鳥栖のボールホルダーを追い込むことができない。
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