【湘南ベルマーレ】もうガツガツだけじゃない。齊藤未月のマニアックな葛藤とこだわり(前編)
齊藤未月「」
川崎フロンターレを相手に逆転負けを喫した湘南ベルマーレですが、気鋭の浮嶋監督のもと若いチームは成長のプロセスを歩んでいる様子です。
東京五輪の有力候補でもある齊藤未月もこれまでのとにかくガツガツしたスタイルからチームのシステム、戦い方に応じた状況判断の改善を図り、進化の過程にあると言えます。現在の湘南は3ー1ー4ー2というフォーメーションをベースにしながら、ボールを大事にする時間も増やしており、そうした中で齊藤未月が自分のもともとの特徴と状況判断をどう融合して、フィットさせていくのかは良い意味でも模索段階にあるようです。
「ダブルボランチじゃないので、こうサイドバックの距離が遠いと僕がプレッシャーをかけても意味なくなってしまう。そこは行くところ、行かないところをはっきりさせて、チームをコントロールして、時には鹿島戦みたいに3トップに変えて、自分たちが中に絞るように変えてもいい。それはチームとして任されていると思うので、それを臨機応変にやれるようにうまいことやれればと思います」
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