サッカーの羅針盤

【川崎蹴報】晩夏の大一番!マリノス vsフロンターレ:フロンターレ編

ルヴァン準々決勝でヴィッセル神戸を相手に敵地で6ゴールを叩き込んで大勝した川崎フロンターレ。リーグ戦では清水エスパルスに5ー0の勝利をおさめており、メディアの持ち上げ方も激しくなってきていますが、こういう時期だからこそ地に足を付けて前回王者にフォーカスていくべきでしょう。

ただ、言い換えれば仮に1試合で敗れたとしてもジタバタする状況ではなく、目の前の戦いとして強豪との一戦に臨む意識が、結局は良い結果を呼び込めるのではないかというのが見解です。直近のリーグ戦4試合で13得点と爆発力を見せている相手の攻撃を封じながら、自分たちの得点力を発揮できるか。

確かなことは現在の川崎が攻守において非常にバランスが良いこと。もともとボールを持ったところからの崩しは得意とするところであり、今年は立ち位置の幅を意識した4ー3ー3をベースにしていますが、”止める・蹴る”技術を強みとするコンビネーションの崩しは継承されています。

もちろんビルドアップの段階で全体の幅を取るために、バイタルが空きやすく、そこにワンツーなどで飛び込む形で再開後しばらくは得点が生まれていました。

(残り 2227文字/全文: 2705文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ