サッカーの羅針盤

【代表通信】三好康児:どこのポジションでやろうがチャンスは必ず作れる

 

コパ・アメリカ以来のA代表、事実上のフルメンバーという意味では初のA代表に参加している三好康児。カメルーン戦は出番がありませんでしたが、いざ自分が出たらこういうプレーがしたいというイメージを高める試合になったようです。

Jリーグでは川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスでスキルを攻撃ビジョンを見せながら、同時にレベルアップもはかって来ましたが、アントワープではなかなか思い通りに行かないことも含めて、自分の成長に必要なこととして受け止め、実際に成長につなげていることがコメントからも伝わります。

合流直前のメヘレン戦ではスタメン出場のチャンスに4得点全てに絡む活躍を見せた三好は「監督に直接話をしに行って、もちろん自分は中の方が出しやすいけど、試合に出られるなら、どんなポジションでもやると自分で話に行った」結果として得られたチャンスであることを明かしました。

欧州での手応え、代表に対する思い、ライバル、コートジボワール戦に臨む意気込みなどを語っています。

・A代表でのアピール

A代表だろうがアンダーだろうが、所属チームだろうがアピールしないと行けない立場は変わらないし、そこに関してはA代表にきたからではなくて、普段からやらないと行けないことをA代表でもアピールするだけだと思っています。もちろんレベルの高い中で、自分が試合に出て、活躍するためによりアピールしなければいけないという気持ちはありますけど、そこはチームでやってることを自信を持って続けていくことが大事かなと思います。

・欧州で伸ばしているところ

日本でやってる時とは違って、なかなかしっかりと後ろからビルドアップすることがないチームもありますし、特に自分の所属するアントワープは今まではロングボールが多いチームで、前線に起点となるアフリカの選手がいたりする。その中でどう自分が生きるか、どうアピールするかはより考えさせられてます。

自分はボールを触ってリズムを作るところで特徴を出せると思うので、そう言った選手に対しても、自分がボールを受ける状況を作り出すこと、コミュニケーションをとっていく中で、どういうところでほしい、どのタイミングで欲しいかを共有したい。周りの選手も自分の特徴をわかってくれて、自分が生きていく中で、どう周りの選手を使えばいいか、より理解できるようになってきている。

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