【砂岩の魂】[沖縄合宿]和田凌:僕が活躍することで、より多くの子供たちに夢を与えられる
©️SAGAN TOSU
2021シーズンに向けて沖縄キャンプを行っているサガン鳥栖。新加入選手の中でも異色のキャリアを持つ和田凌は筆者がサガン鳥栖のキーマンとして期待する一人です。
ジェフ千葉のアカデミーから阪南大を経てFC琉球に加入し、朴一圭や中川風希とともにJ2昇格に大きく貢献しました。当時はFWとしてアグレッシブにゴールを狙う役割でしたが、前線にデンと構えるタイプではなく、中盤の選手と素早いパスをつなぎ、アクセントを加えながら鮮やかなフィニッシュに持ち込むシーンが印象的でした。
そうした働きも評価される形で、2019シーズンの途中から当時J2だった鹿児島ユナイテッドに加入しましたが、J3が舞台となった2020シーズンは10番を託されながら公式戦で出場機会が無いままシーズンを終えると、契約満了となりました。
「このままじゃ終われないなというか、試合も出てなくてチャンスが自分の中には無かったので、サッカーを続けたい気持ちと、まだこのままじゃ終われない気持ち、その半面でここでダメならという気持ちもあった」
そう振り返る和田は昨年末にJFA夢フィールドで行われたJPFAトライアウトに参加してアピール。「いくつか話をいただいた」という中から「J1でやりたい気持ちが一番あった」という理由で、声がかかった中で唯一のJ1だったサガン鳥栖への加入を決めました。
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