サッカーの羅針盤

【砂岩の魂】名古屋戦で先制ゴールの林大地が「勢いよくクロスに入る」理由

サガン鳥栖は立ち上がりの6分に林大地、前半45分に酒井宣福が決めて2−0とリードを広げ、終盤に稲垣祥のミドルシュートで1点差と迫られたものの逃げ切り、名古屋に今シーズン最初の黒星を付ける形で6勝目を飾りました。

これまで金明輝監督が構築してきたベースに明確な名古屋対策を加えたことが明確に分かる入りで、2トップで酒井宣福を林大地と組ませ、3バックと4バックが可変するシステムの左サイドに大畑歩夢を起用しました。

早い段階で2トップに当てるボールを増やして名古屋が前からプレッシャーをかけにくい状況を作ると、一瞬間延びしたところを突いてワンタッチ、ツータッチのパスを縦方向に素早くつなぐ攻撃には組織力と個人のデュエルを併せ持つ名古屋の守備を苦しめます。

そして前半6分には左のスローインから後ろの仙頭啓矢、スロワーの大畑歩夢と縦につなぐ間に酒井宣福が左に流れ、パスを受けながら加速して宮原和也を破ると、速いクロスに林大地が飛び込んで合わせる形からゴールを奪いました。

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