サッカーの羅針盤

【山雅探報】京都で夢を掴んだ”安曇野の星”。未来の麻田将吾が松本山雅から出てくるために

J1から2年でJ3に転落してしまった松本山雅。それまで反町康治監督とともに、クラブの成長曲線を目の当たりにしてきたサポーターにとっても強い屈辱感があると思いますが、その一方で京都からJ1の舞台を掴み取った地元選手がいます。

麻田将吾は松本に隣接する安曇野市の出身で、長中学校とアルフット安曇野(現FC AZUL)で育ちました。その麻田が京都サンガの門を叩いたのは高校入学の時です。

立命館大学の附属校でもある立命館宇治高等学校と提携する京都のアカデミーで、学業と両立させながらスキルを磨いた麻田は2017年にトップ昇格。そこからカマタマーレ讃岐に2年間レンタルされて経験をみ、2020年、京都サンガに復帰しました。

実は2013年、まだアルフット安曇野に所属していた時期に初めてU−15 日本代表に招集された麻田は堂安律や冨安健洋、田中碧と同世代で、リオ五輪世代でもありました。

そこから京都でトップ昇格後になかなか芽が出ず、讃岐から京都に復帰した去年もリーグ8試合に止まっていましたが、曺貴裁監督のもとで才能が開花しました。

 

麻田将吾(京都サンガ) 昇格後コメント

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