サッカーの羅針盤

【開幕前コラボ企画】仙蹴塵記の板垣氏に聞く、西村拓真、上原力也、秋山陽介(1)西村拓真【前編】

ベガルタ仙台の専門サイトである仙蹴塵記との開幕前コラボ企画として「サッカーの羅針盤」では西村拓真(横浜F・マリノス)、上原力也(ジュビロ磐田)、秋山陽介(ジェフ千葉)のベガルタ仙台での経験やパフォーマンスについて板垣晴朗氏に聞きました。

河治

今回はベガルタから外のクラブに旅立った選手について聞きます。彼らが外で活躍するのはベガルタにとっていいことかどうか分からないですけど。

板垣

まあ直接対決で恩返しでもされない限りは活躍してくれるのが嬉しいですけどね。それぞれ行った先でフィットするかどうか。

河治

そうですね。そこは1つありますけど、まずは仙台でどういう活躍だったのか。立ち居振る舞いも含めて、板垣さんから見えたところを教えてもらえれば。うちのサイト的にもレギュラー的に取り上げている横浜F・マリノスに移籍した西村拓真とジュビロ磐田の上原力也、さらに注目クラブの1つであるジェフ千葉の秋山陽介も気になるところです。

板垣

分かりました。

河治

まずは西村選手について聞きたいですけど。

板垣

まあJ2でやらせるには勿体ないというところもあり、どの選手もそうですけど、持ち味とか本人が持ってる100のうち、50も出せたかなという去年でした。仙台で100の力を出させてから見送りたかったなというのはありますけど。

河治

はい。

板垣

ただ、F・マリノスから声がかかったというのは正直なところ驚きました。

河治

その辺はポテンシャルが素晴らしいのは分かっているけれども、ベガルタに復帰して実力を発揮できていなかったところで、マリノスが呼ぶというのは何だろう。去年の西村のパフォーマンスからすると、おそらく期待値も込みになっちゃうじゃないですか。どう考えても活躍できそうなヤクブ・スウォビィクをFC東京が獲るのとは訳が違うというか。

板垣

2017年、2018年のイメージで獲ってるなら合うとおもうんですよね。

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